こんにちはこりす🐿️です
2024年も残るところあとわずかですね。
みなさんにとって、2024年はどんな1年だったでしょうか?
やり残したことがあれもこれもと浮かんできて、このまま年を越して良いものかと、気持ちがソワソワとしてる人もいるのではないでしょうか?
あなたが2024年にやり残したことがたくさんあると感じているのは、もしかすると頭の中がごちゃごちゃしていて、本当に重要なことに集中できなかったからかもしれません。
そこで💡今回は「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」という本の中で紹介さている、
頭の中のごちゃごちゃを整理して、本当に意味のあることに集中するための、最強のタスク管理法「思考の目録」をご紹介します。
いわば、頭の中の大掃除。
個人的に、部屋の大掃除よりも何よりも、まず頭の中がクリアであることが1番大切だと思うんです。
1枚の紙と1本のペンがあればできますので、ぜひ一緒に取り組んで、スッキリした頭で新年を迎えましょう!
無料でダウンロードできるテンプレートもご用意していますのでぜひご活用ください🫶
もちろん、この記事を読んだのが年末でなくても大丈夫👌
いつでも始められる内容になっておりますので、
ぜひ最後までお読みください☺️
👇動画でも解説しています
目次
前置き
今回紹介する方法は、「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」内で紹介されている「思考の目録」の手順に、私流の+αのステップとポイントを加えたものです。
オリジナルとの区別ができるように、「こりす🐿️アレンジ」や「こりす🐿️ポイント」などの記載があります。
ご理解いただいた上で、お読みください。
STEP①|思考の目録の目的を理解する
あなたの頭の中には常に無数の“決定しないといけないこと”がはびこっています。
思考の目録の目的は、これらを頭の中から全て出し切り、少し距離を置くことで、無数にも思われるそのタスクを客観視することです。
本の中でとても好きな表現あるので引用させていただきます。
そうした多様な思考を全て保管しようとするのは、素手で魚を捕まえようとするようなもの。あっという間に手から滑り落ちて、頭のなかの濁ったぬかるみへと姿を消してしまう。でも、そうした思考を書き出しておけば、明るい陽光の下でしげしげと眺めることができる。
引用:バレットジャーナル 人生を変えるノート術 (著)ライダー・キャロル
STEP②|テンプレートを用意する
テンプレートといっても、思考の目録はとっても簡単。
紙を横向きにして、3つの縦方向の列を作り。
左の列に「いま取り組んでいるもの」
中央の列に「取り組むべきこと」
右の列に「取り組みたいこと」
とタイトルを記入するだけ。
紙に書いてもOKですし、iPadとGood Notesで書いてもOK。
ただし、手書きがおすすめです✍️
この記事を書くにあたり、無料でダウンロードできるテンプレートも用意したので、ご活用ください。
「思考の目録」テンプレートのダウンロードはこちら(PDFファイル)
Good Notesに取り込んでも、紙に印刷してもお使いいただけます。
STEP③|頭の中を全て書き出す
ここは、少し時間をかけて、リラックスしながら取り組みましょう☕️🍪
やることはシンプル。
あなたの頭の中に「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と浮かんでくるもの全てを、
次のルールでテンプレートに書き出します。
1.最初の列には、いま「実際に取り組んでいる」ことを全て書き出す。
2.真ん中の列には、「取り組むべき」ことを全て書き出す
3.最後の列には、「取り組みたいこと」を全て書き出す.
すでに手帳やアプリでタスク管理している人は、2025年に持ち越しそうな未消化タスクがあればそれも追加しましょう!
完了するまで複数の段階を踏まないといけないタスクがある場合は、その段階(サブタスク)を行頭を下げて書き出しましょう。
とにかく、書いて、書いて、書きまくりましょう。どんなに細かいことでも構いません。
「全て出し切った」という感覚が大切です。
「これは取り組むべきこととも言えるし、取り組みたいことでもあるな、、、」といった具合で1・2・3のどれに当てはまるのか、考え込んでしまう人は、無理に3つに分類しなくてもOKかなと個人的に思っています。私も実はそのタイプ。同じタイプの人のために、テンプレートには敢えて3つの列に分けていないページもご用意しています。
👇テンプレートの2枚ページ目はこのように、3列に分けていないページになっています
具体的な「タスク」にまで落とし込めていないけど、あなたの頭をモヤつかせていることも書き出すと効果絶大。こんな感じで書き出すと「タスク」の仲間入り!
(例)地震が怖いから対策を考える
(例)◯◯が不安な件について考える時間をとる
(例)劣等感ばかり抱えてしまう対策
正直、STEP③まででも、思考の目録の効果の半分以上は得られるはず!
あなたの頭の中を渦巻き、時にあなたを押しつぶしそうだった“やるべきこと”は 1つ 2つ と数えられる限りかるものだということが分かります。
お見せできるタスクだけ、、、☝️実際は3ページ使いました
STEP④|カテゴリーで色分けする(こりす🐿️ステップ)
出すだけ出してすっきりしたら、次は書き出したタスクをマーカーペンで色分けしてみましょう
この工程は、バレットジャーナルでは紹介されていませんが、私がやっていることです。
これをすると、今自分がどの分野に時間を割いているのかが分かります。
色分けが終わったら、思考の目録を眺め、自分が今何に時間とエネルギーを投資しているのかをみましょう。
カテゴリ分けは最低限にしましょう。3つ以下がベストです。(例「自分のこと」「家族のこと」「仕事のこと」)あまり細かく分けるとエネルギーの投資割合が分かりにくくなってしまいます。
☝️私は仕事のタスクは別管理なので「自分のこと」「家族のこと」に分けてみました。
STEP⑤|タスクの選別
ここから、1つ1つのタスクに対し、2つの質問をすることで、
重要であなたの人生に価値を与えるタスクのみを残していきます。質問は次のとおり。
1.これは重要なことだろうか?(あなたにとって、あるいは、あなたが愛する人にとって)
2.これは必要不可欠だろうか?(家賃や税金の支払い、奨学金の返済、仕事など)
ちなみにこの2つの質問は、確認しやすいようテンプレートにも書いてありますよ。
2つの質問に悩むときは「このタスクをやらなかった場合、最終的にどうなるだろう?」と考えてみると判断しやすくなります。
☝️「いま取り組んでいること」から削除できるタスクが多いとGOOD
重要ではないし、必要不可欠ではないけど、心がときめくタスクは、削除するのをためらいますよね。私も初めてやってみたときそうでした。そんなときは、テンプレートの最後にWishリストを追加してみたのそこに書き留めておくのがおすすめ。まずは重要なことに集中するために、“いつかできたらうれしい”心ときめくタスクはここに一旦しまっておきましょう。
👇テンプレート3枚目 Wish リスト
STEP⑥|実施する月を決める(こりす🐿️ステップ)
せっかく厳選したタスクたち。書き出しておくだけではもったいない!
厳選したタスクを、実際に計画に組み込み、実行していくため、私が実践している方法をご紹介。
「取り組むべきこと」と「取り組みたいこと」に残ったタスクの隣に翌月〜1年以内を目安に「実施予定月」を書き込んでいきましょう。
おおよその時期で大丈夫です。
◯実施する月が複数にまたがりそうなタスクは、可能ならこの段階でサブタスクまで書き出してみましょう。
(例)・海外旅行に行く 10月
・国を決める 2月
・行き先を決める 4月
・予約する 5月
◯「痩せる」など漠然としたタスクもここで具体的な小タスクまで落とし込みましょう。
(例)・夏までに痩せる 7月
・目標設定 1月
・ダイエット法を調べる 2月
・実践スタート 2月
または、サブタスクに落とし込むこと自体をタスクとして実施時期を決定してもOKです。
(例)・夏までに痩せるためにやることを書き出す 1月
全てのタスクに実施月を決められましたか?
次はそのタスクの中から、翌月、今なら「1月」に振り分けたタスクをバレットジャーナルやスケジュール帳に転記していきましょう。
バレットジャーナルなら「マンスリーログ」ですね。
これで、あなたはまず翌月1ヶ月に実施すると決めたことだけに集中すれば良いのです。
だいぶ、肩の荷が降りたのではないでしょうか?
そして、2月を迎える前に、思考の目録で実施月を2月と設定したタスクと1月にやり残したタスクを2月のマンスリーログに書き写していく。
これを毎月繰り返すことで常に頭の中がすっきり保つことができ、今やるべきことに集中できるようになります。
👇2025年のバレットジャーナルのテンプレートも無料で配布していますので、合わせてご活用ください。
バレットジャーナル2025 【こりすのデジプラ🐿️】無料テンプレート配布【iPad×Good Notes】本も!読んでほしい!!!
この記事を読むだけで、思考の目録のやり方は分かるようになっていますし、「バレットジャーナル 始め方」と検索すれば、あちこちにHow Toが溢れています。
How Toから入ってしまうと、「バレットジャーナル=ページを華やかにすることを楽しむノート術」と勘違いしかねません。
バレットジャーナルの本来の目的は「やるべきことに集中する」ことで、本にはそのエッセンスが凝縮されています。
本の中には、先に引用させていただいた「魚」の例えのような心に響く言葉がいっぱい。
本を読んでより深く理解した上で行うと、バレットジャーナルの効果はより一層高くなります。
「人生を変える」のうたい文句に嘘はないので、ぜひ読んで見てくださいね。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうごいざいました。
降り注いでくるタスクは一旦書き留めて、まずは目の前のことに集中する。
ただこれだけのことだけど、やっている人は案外少なく、それでいてその効果は測り知れません。
私もバレットジャーナルを始める前は常に頭の中がごちゃごちゃで、いつも何かに流されている人間でした。
2020年にバレットジャーナルを始めてから、プライベートも、仕事も、バレットジャーナル中の言葉を借りると、「自分で人生の舵を取る」ことができるようになりました。
そしてその「自分で人生の舵を取れている」という感覚のおかげで、自分に少し自信が持てるようになったのです。
あなたも、ぜひ、お試しあれ♡
ではでは、こりす🐿️でした